フィンランド

Finland




フィンランド 国連調査での幸福度ランキング世界5位

(写真は自分を撮ってもらったもの以外は講師の撮影です)

この場所が一番印象に残ったが、水は本当に青色だった

フィンランド国旗の青と白は湖と雪を意味するらしい。

スカンジナビア半島にあるこの国ついて一番興味を持っていたことは、お年寄りになってからも夫婦仲が良い率が世界一だと聞いていたこと。 これはどういうことなのだろう。 この目でその雰囲気を見てみたいと思っていた。

ヘルシンキの街並み

映画「かもめ食堂」の舞台になった国だったがその印象はなかった。

ヘルシンキの街は日本と比べるとより近代化されているようで、地下鉄の駅なども近代美術館のような雰囲気で、不思議なアンビエント系の音楽が流れていて、とても日常の通勤通学手段としての公共交通機関の乗り換え施設には思えない雰囲気だった。

昼間、たまたま無人の駅にいると本当にブレードランナーか何か近未来の映画の中のシーンにいるような超非日常的な感覚に戸惑ってしまう。

と言うよりはこのような異質な体験に感動する為にだけでも海外に旅行をする価値は大いにあると思った。

街中を歩く人々を眺めると、若い人々は流行に敏感で世界の多くの都市と同じようだったが、大きく違うのは確かに老人のカップルが仲良く手をつないでいる光景がとても多い。 この点は噂通りだった。 環境への意識や社会保障の先進国であるフィンランド。 ゆっくりと歩く人々の幸せな表情は印象的だ。

ヘルシンキの料理で一番美味しかったものはエビ。 記憶に残るようなとても美味しいエビ料理だった。

強く印象に残ったことは、やはり湖の多さ。

レンタカーでスカンジナビア半島を北上すると、フィンランド国内には無数に美しい湖があり、景色に見とれるとすぐに車を止めてしまい、全く距離を稼げない。 それでも「何日にはどこに到着しなければならない」という予定がないのだから、気に入った場所では何日でもゆっくり滞在した。

地元の人たちは、ヘルシンキに住み仕事をしながら、週末ごとに郊外の湖のそばの自分の別荘に滞在し、ボートに乗り込みゆったりとした時間を過ごす人が多いようだった。

水質と、水中に生息する植物、藻などの関係なのだろうか、水の色がとても青く見える。 写真を撮ってもなんだかいかにも北欧の湖といった水の色なのだ。

このレンタカーはフォード。 アメリカの車だがスピードもパワーもある。

フィンランド〜スウェーデン〜ノルウェーと、2週間ぐらいかけて5000kmはこの車で走った。 ヘルシンキ(フィンランド)〜トロムソ(ノルウェー)間が1356km。