生徒さんのあゆみ 2022年3月

0歳からメモ先生と英語の勉強をしているS.A.ちゃん。去年3歳で生まれて初めてメモ先生以外の人(イギリス人のお姉さん)と英語で会話しました。

あれから一年、4歳になり、今回はアメリカ人のお兄さんと会話してみました。 音声のみですが、YouTubeの非公開動画です。  (2022年3月





中学2年生のMKさんは中1で英検準二級に合格して以来、本当に意識が高くなったと思います。 小学4年生での当教室入会以来、英検5級、4級、3級、準2級の合格と、一歩一歩総合英語力は確実に伸びていたのですが、以前のMKさんは自分から英語で何かを話し続けるということにはためらいがあって、全体的な英語力の高さの割には自由会話がそれほど得意な方ではありませんでした。 ところがここ数ヶ月は別人のように英語を喋れる人になりつつあります。 最近はMKさんの大好きな小説の物語をレッスンで全て英語で私に話して聞かせてくださっています。 それに対して私はさまざまな質問をしてさらに話が展開して、という形で会話が進みます。 MKさんにとっては、複雑なストーリーの展開を自分の自信の無い英語で語ったことが、ちゃんと私に理解されて毎回きちんと伝わっていることに驚きを感じるらしく、その度に目を丸くして喜んでくださいます。 日本語の原文がかなり難解な書き方の文章みたいですので、英訳することはよく頑張ってらっしゃいますね! 私にとっては、毎週知らない物語を聞かせてもらうことも純粋にとても楽しいですし、何よりもMKさんが英会話の上手な人へと一歩一歩覚醒しつつある様子を見れるのが本当にワクワクすることです。 初めて使う表現もどんどん喋ってみるという自信もついてきたようで、英検で勉強した難しい表現や単語もどんどん織り交ぜながら会話を組み立ててくださって本当にすごいですね。 最近のMKさんの英語に対しての見違えるような積極性はご家族も気づいてらっしゃるそうで、先日も、ドラマの英語の主題歌を和訳している様子を見て驚いたとお母様が話してらっしゃいました。 英語の勉強がどんどん楽しくなってきましたね。 これからもますます期待しています!




SNさんは最近アメリカ人に英語の発音などを褒められたそうです。 どうやって勉強したの?などと聞かれたりしてとても嬉しかったそうです。   コロナ禍の前はそもそも常に外出先などで出会った外国人などに積極的に話しかけて、本当に多くの場面で英語を使ったコミュニケーションを取っていたSNさんですが、現在はズームを使ったりしながら遠くに住む外国人とお話をすることが多いそうです。   一般的な英語学習者の皆さんと比べてかなり多くのシーンで英語を使ってらっしゃるのに、さらに「最近いつでもどんどん英語を話したくてたまらない!」という気持ちを常に感じてらっしゃるそうです。 本当に皆さんにそうあってほしいなと思うような意識の持ちようだなと思います。 ですが、SNさんがここまで来るのには本当に普通の人がなかなか真似のできないような努力の積み重ねを日々継続してらっしゃるからだなあと感心しています。  毎日の努力が本当に素晴らしいですね。 僕から「もっともっと勉強が足りませんよ」などと一切言う必要が無いのがSNさんだと思います。




MOさんは、中学生の時にニュージーランドに1年間の留学をされていたので英語を流暢に話されます。 大阪の高校に通ってらっしゃいますが、当教室ではリモートレッスンで文法面の理解を高めるレッスンを受けてくださっています。 留学時に培われた本物の英語力のおかげで、文中の知らない単語などを前後のコンテクストから推測する力などは特筆すべきものがあります。 会計コンサルタントで会社役員もされていらっしゃるお父様からは高校在学中に英検準一級の合格を目指してほしいとのご希望を頂いていますが、そういう期待にも応えるように着実に実力を伸ばしていらっしゃいますね。 最近は学校の成績も大きく上がったと報告をしてくださいました。いずれは英語力を活かした職業に就きたいと話してくださるMOさんですが、あなたの才能からすると可能性は無限大だと思います。 これからも頑張ってくださいね。




医師のYKさんはコロナ禍で翻弄される世界のことを憂いながら、英語を通じて世界を読み解くため、医学の研究に役立てるためにリモートでレッスンを受講してくださっています。 コロナウイルスに関しては、変異するウイルスと、それに対する我々人間の免疫の作用の関係などについて、さらにはそれに基づくワクチン、薬、その他の治療方法などの考え方など非常に興味深いお話をしてくださっています。  コロナウイルスに対する個人的な見解に関して、検証済みの事実であるかのような印象を与える発言を軽々しくする医師が多くのメディアで見られることにも懸念を感じていらっしゃいました。 医師という立場が社会に与える重大な影響を、もっと然るべき責任感を持って深刻に受け止める必要があると語ってらっしゃいました。 パンデミックで混沌とする全世界でYKさんのようなお医者様達が患者の目線に寄り添って助けてくださることが本当にありがたく感じます。




小学5年生のSKさんは見事に英検3級に合格されました!(2021年秋の試験です) スピーキングの二次面接試験は英検5級と4級では無かったので、初めての体験に直前までドキドキしまくって、控室にギリギリまでお母様が一緒に付き添われたそうです。 レッスンの練習の時にはもうすっかり慣れたような雰囲気でしたがやはり本番は違いますね笑  一次試験では多くの中学生や高校生のお兄さんお姉さんが一緒に受験したそうですが、二次試験には半分ぐらいの人数に減っていたそうです。 小学生は同い年の帰国子女の子が一人いただけだったそうです。  その子とは会場で初めて知り合って話をしてみたそうですが、お互いに今回の3級に合格したら次は準2級だね!などと励まし合ったそうです。 SKさんの二次試験の点数は33点満点中29点と、ほとんど満点でスピーキングの評価の高さが凄いですね。 SKさんご本人は合格発表までは、受かる気満々だったそうで、二度あることは三度ある(5級と4級の合格のことですね)などと謎の自信を持って(笑)余裕でいたらしいですが、合格発表が近くなってくるとだんだん不安になりかなりドキドキしながら待っていて合格の結果発表に大喜びだったそうです。  お祖父様やお祖母様たちも含めてご家族皆様でドキドキしていたとのことですが、特にお母様はいちばん近くでいつも勉強のサポートをしながら応援していらっしゃったので合格発表には号泣してしまったそうです。 自分自身のことよりも我が娘が経験することの方が何倍も嬉しいとおっしゃっていました。 お父様はもし不合格してもそれを悔しいと感じて絶対に良い経験になるからと、ゆったり構えてらっしゃったそうです。 こういうご両親の愛情が何よりも子供の力を伸ばす原動力なのでしょうね。 当のSKさんは「不合格の挫折は味わったことないからわからないなあ」との無邪気コメントでした笑  学校でもALTの外国人の先生に発音を褒められたし、英語のテストは毎回100点しかとったことが無いし(100点を取る生徒は他にいないそうです)、 英語だけは(笑)すっかり得意教科に定着したそうで、友達が色々SKさんを頼って質問をしてきてくれるのだとドヤ顔でご家族に自慢をされるそうです。 そういう自信が持てることがあるって本当に素晴らしいですね!  ここから先は高校2年生レベルの準2級に挑戦ですが、課題を一つずつきちんとこなしていけば一歩一歩進んでいけますよ! とはいえ、SKさんご本人は何も心配はしていないそうで、将来的な英検1級の合格までスケジュールも綿密に話してくださいました。 私もSKさんの将来が本当に心から楽しみで仕方ありません。 普通の小学生らしい怠け心に負けないで日々の努力を継続していきましょうね! 

ちょっと追伸を書かせてください。 スノーボードの金メダリストに輝いた平野歩夢選手は子供の頃からものすごい努力を継続されたそうです。 お父さんと一緒に雪山で数時間のスノボーの練習をこなして帰宅すると、そのまま今度は何時間もスケボーの練習でお父さんに怒鳴られている毎日を見て、弟の平野海祝選手は「お兄ちゃんみたいに苦しくて厳しい努力はしたくない、俺は好きなことだけして自由に楽しく生きたい」と思ったそうです。 そんなお兄ちゃんがソチのオリンピックで銀メダルを獲得した時の眩しい輝きを目にしたときにものすごい感動をして、そこから自分も輝きたい!自分も毎日ベストの努力をして本当に上手な選手になりたい!と強く決意したそうです。 そんな海祝選手は兄弟で同時出場になった今回の北京オリンピックでは世界新記録の7.4mの高さのエアーを見事に決めましたね。 その海祝選手から見て、やはり歩夢選手は「お兄ちゃんはこちらが心配になるぐらいの努力を毎日ストイックに続けていて、誰よりもメダルを取るべき人だと思う」という評価だそうです。 子供の頃にさかのぼってみれば、平野歩夢選手と同じレベルの才能、またはそれを超えるぐらいの才能を持った子供は世界中に数多くいたはずだと思います。 ところが、その子供達の多くが何年も努力を継続することはやはりできずに表舞台から消えていくのです。 ちょっとスノボーが上手なお兄さん、になるのか、大空を舞い人類初の大技を飛ぶ金メダリストになるのか、その差を生み出すのが誰にも負けないような毎日の努力なのです。 将来の自分自身が満面の笑顔で「本当にありがとう!」と言ってくれるようなベストの努力を今日してください。 そうすればあなたの夢は必ず叶うはずです! 





高校2年生のKA君は英語の模試が校内1位になったりしながら安定の進歩を遂げられていると思います。 中学1年生の英検2級の合格以来少しずつ近づいている英検準1級の合格ですが、合格まであと正答が4問ぐらいかな?というところまで来ています。 高校卒業までに達成できると良いですね。 ピアノのベーテンコンクールでは連弾の部で全国大会の銅賞の受賞、ショパンコンクールinアジア ショパニストの部の全国大会出場など、ピアノでもずっと努力を継続されていらっしゃいます。 先日はKAさんの、ショパンの英雄ポロネーズの演奏を聴かせていただく機会がありました。 コロナ対策で席の間隔の取られたコンサートホールで、KAさんの力強い演奏が聴衆を魅了しました。 子供の頃からピアノを習う人は多いと思いますが、ああやってショパンの名曲、難曲に挑戦する資格を手にできる人はその中でもごく少数だと思います。  私自身も長年ピアノに憧れて独学ですがいつも練習を続けている身としては本当にKAさんのようなレベルになれることは夢のようですし羨ましいとしか言いようがありません。 

レッスンでは日本語は一言も使いません。 英語のみで話す会話は音楽の話題が多いですが、最近はBIll Evansの話が興味深かったですね。 父親の飲酒、ギャンブル、虐待などから逃れた先の母親の姉の家で初めてピアノレッスンを受けた幼少期からのビルエバンスの生い立ち。 友人のベーシストの交通事故死、恋人の自殺、兄の自殺、薬物乱用など運命的な悲劇の連鎖に満ちた波乱の人生、その絶望的な現実から逃れるように没頭して生み出していったかのような美しい音楽。 その彼が影響を受けたコードやスケールなどの音楽理論の話や彼が影響を与えたジャズのスタイルなど、さまざまな話題に及んでいます。 レッスン中の会話の中で印象深かったのが、ビルエバンスがインタビューに答えている場面で彼が言ったセリフですが  One night I got really adventurous on "Tuxedo Junction" and I put in a little "ping!" you know, that wasn't written, and this was such an experience! To make music that wasn't indicated. That really got me into starting to want to think about how to make the music.  ( ある夜 僕は強い冒険心に駆られ、タキシードジャンクションの曲で、ふと”ピーン”という高音を弾いたんだ。これは本当に凄い経験だったね!だって、楽譜に書かれていない音を(思いつきで即興で)創り出したんだからね。 この時から音楽をいかに作るべきなのかを考え始めたんだ。) レッスンの中でショパンの話になったりベートーベンやラフマニノフの話になったりしますが、私もKAさんも大好きなビルエバンスの人生やジャズの背景を探る中でもこの英語のコメントにたどり着いた時はとても興奮した瞬間でしたね!

そんな感じでもうずっと日本語は一言も話していませんので、コンサート会場で久しぶりに日本語で会話をした時にはお互いに違和感があって今回もお互いに笑ってしまいましたね。 またまた今回も「ああ、日本語も話せるんでしたね?」みたいな感じでしたね。 そういう意味でもKAさんご自身も英語の会話が随分自由になった、ということに自信を深めていらっしゃるようで、大学進学後には第3言語の習得にも意欲が出てきているとおっしゃっていました。 私もスペイン語を数ヶ月かじったことありますが、ほんの数ヶ月ぐらいでちょっとした日常会話ができるようにすぐになりました。 英語を習得した後だと、次の外国語は楽に覚えられると皆さんおっしゃいます。 そういう脳の構造が下地になるからです。 KAさんがスペイン語を選択されたら私との会話はかなり面白いだろうななんて妄想しています。 そうそう、たまたまKAさんの英語を聞いた人が、まだ高校生なのにあんなに堂々とカッコよく英語を話せる人は少ないんじゃない?という感想を持っていらっしゃいました。 私もそう思いますよ! ますます努力を重ねてスキルを磨いてくださいね!




小学6年生のAOさんは、5年生まではそうでもなかったのに6年生になってからは全教科で優等生になってきているそうです。

当教室への入会は5年生だった秋ですから、1年と4ヶ月前ぐらいですが、小学校の英語以外ではまったく勉強をした経験はゼロでした。 AOさんの英会話センスが高いと感じたので、入会後すぐに、レッスンの中で日本語を使う割合を少しずつ減らしていきました。 入会から数ヶ月の間は、AOさんはいつも頭の中で英語を日本語に置き換えて考えすぎてしまい、しかも完璧主義気味でもあるので、100%の理解ができないと不安になって苦しそうに頭を抱えてうなってしまう(笑)クセがありましたね。 今ではだんだんと、ゆったりリラックスして相手の英語を聴きながら前後関係や状況の中で意味を推測し、身体全体で味わうという方法を学んできています。  そうすることで段々と日本語で考える時間が減っていき、英語の音声だけが頭の中に浮かんでいるような状態に近づいていますね。  

実は、英会話の習得に関する書籍を執筆している専門家の中には、日本人に文法を解説するのに「日本語を使わず英語だけで解説する」という方法論はまったくナンセンスだと言い切る人も見受けられます。 彼らが言うには、解説には積極的に日本語で理解させる方が断然早くて効率が良いというわけです。 しかしこの考え方には大きな落とし穴があります。 それは、日本語で解説を聞いて理解したという状況では、その知識は日本語に紐づけられて日本語の脳の引き出しに分類されて保存されます。 和訳を求める前提であればこの方法が正しいと言えるでしょう。 つまり学校英語でテストの高得点を求めたり、高校や大学の受験英語の準備という意味では確かに日本語で解説を聞き、日本語で考えて理解するのは早いかもしれません。 ところが、英語を読んだり、聴いたり、書いたり、話したりという「言語として使いこなす」という意味で、高いレベルの本物の実用英語の習得を目指すのであれば、できるだけ英語のままで解説を聴くべきです。 日本語で考えずにそのまま意味を絵的にイメージして、そのまま英語の音声にそのイメージを紐付けて、そのまま英語脳に保存するというやり方が正しいのです。 このやり方は日本語を使う時よりも少し余計に時間がかかるのは事実ですが、急がば回れで結局いちばん効率よく、逆に言えばこのやり方でのみきちんと英語を習得することが可能になります。  前述のようなタイプの書籍を書くような専門家は、所詮は学校英語の教育で実績をあげて勘違いをしている人々です。 彼らは難関大の合格者は多く輩出したかもしれませんが、英語がペラペラに喋れる生徒を育てた経験はないでしょう。 そして、英語が流暢に喋れるスキルを習得すれば、自ずと英語脳に変換されていき、つまり英語の語順に対応できる頭になっていきますので、結果としては学校の成績にも反映され、受験でもより高いレベルの結果がついてきます。 最終的には学校英語にのみ対応する勉強を進めた生徒たちとは雲泥の差が付きます。 そういう意味で、当教室のレッスンではどうしても手こずってしまう複雑な文法解説などではもちろん日本語で解説をしますが、その他のほとんどの基本文法などはできるだけ英語のみで解説をさせていただいています。 

英語だけでレッスンを進めると、AOさんも最初の頃は眉間に皺を寄せて苦い顔をされていましたね。 ですが、今では随分とコツが飲み込めてきましたから、だんだんゆったりと構えて英語を身体で味わいながらやりとりができるようになってきました。 最近のレッスンでも、私がアラスカに住んでいた時に北極圏に旅行した時の話をしたのですが、北極海に面した食品店の駐車場に北極熊の足跡がたくさんついていた話などを英語で話してちゃんと楽しくやりとりができましたね。 あとは不定詞の副詞的用法なども英語のみで解説をしましたが、とても楽しんで理解してくださってずっと笑顔でしたのですごいと思います。 いつもリモートレッスンでスクリーン越しにたくさん明るい笑いを響かせてくださいます。

日本の芸術や文化をこよなく愛するAOさんですが、日本文化といえば、最近は防府天満宮の神事の「花神子社参式」という式典にて主役の花神子を務めていらっしゃいました。 私も見学をさせていただきましたが、色とりどりの美しい着物に身を包んだ華やかなお稚児たちが、花駕籠や御所車に乗り、大名行列のような奴や長持ちをお供に従えて、数百名から成る優美な時代行列が、本陣から天満宮までの2kmを社参しました。  その主役の花神子のAOさんですが、いつもレッスンでふざけている無邪気さはそこにはなく、 歴代の神々の魂が宿ったかのように遠くを見つめる真剣な眼差しと、凛と背筋の伸びた姿で、立派に重要な役を演じ切る姿に私も深く心を打たれました。 日本舞踊の演技も見せていただいたことがありますが、AOさんにとても似合ってらっしゃいます。 将来は、世界から求められる日本人像にピッタリに成長されることでしょう。 AOさんのような人が日本の文化や芸術や歴史について英語で発信できるようになることは、ご自身の幸せな人生にも、さらには日本や世界のためにもとても良いことだと思います。






ご自身も英語を教えていらっしゃった経験をお持ちで、現在は地域の方々と英語サークルも主催されているMNさんは、コロナが落ち着いたタイミングを狙って海外留学をされたいと計画をされています。 サークルのメンバーの方々との交流の話も色々と聞かせてくださいますが、最近では、軽くはないご病気をされたメンバーの方が、それでもなおとても明るく振る舞って、周りの人間には普段通りに接して、人生を楽しみながらとてもポジティブに生きていらっしゃる姿にとても感銘を受け、MNさんご自身もそういうふうに生きたいと思ってらっしゃる、というお話には私もとても共感させられました。 習ってらっしゃるドラムレッスンのお話なども面白いのですが、最近では息子さんの幼少期のエピソードがすごく素敵でした。 5歳だった頃の息子さんとMNさんがふと通りかかったゲームコーナーで、UFOキャッチャーの景品のハローキティの人形を見かけたMNさんが「あ、あれ、かわいいなあ!」と言ったセリフを息子さんが覚えていたらしいのですが、後日、息子さんはお年玉を全部手に握りしめてゲームセンターに行き、なんと100円玉で50回ぐらいプレイして、つまりおよそ5000円を使ってやっとそのハローキティの人形をゲットしてお母さんにプレゼントしてくれたらしいのです。 そのプレゼントを受け取った瞬間にはMNさんはまず「なんでそんな無駄遣いをしたの!?」と叱りつけてしまったそうで、息子さんは悲しそうにしょんぼりしました。 しかしその後すぐに、息子さんがお母さんに喜んでもらいたいという気持ちから、大切なお年玉で自分のおもちゃを買うでもなくハローキティをゲットしてくれた気持ちに気づいて「本当にありがとうね!」と抱き締めると息子さんは気持ちが伝わったのが嬉しくてわんわん泣き出してしまったそうです。  またそれとは1年ぐらい違うタイミングで、家から数キロ離れた洋服屋さんに売っていた小さなテディベアのキーホルダーをMNさんは何も思わずに「まあ可愛い!」と言ったそうなのですが、それを聞いていた息子さんが、自宅に帰ってきた後で、自転車で出かけてきて良いか?と聞くので、MNさんは息子さんが何をしにどこに行こうとしているのかには気づかなかったけれど、その日は台風で暴風雨で危なかったのでダメよと答えると、いつの間にか嵐の中歩いて(走って?)その店まで行ってきたらしく、息子さんはテディベアをお母さんに手渡してくれて、MNさんは本当に嬉しかったのとびっくりしたのと心から感動されたと語ってくださいました。 何十年も経った今も、そのテディベアは宝物で、愛車のハンドルに取り付けていつも大切にされているとのことでした。 こういうエピソードもレッスン中に英語で聞かせていただけるのはとても楽しいです。 そういう宝物はお金では買えないですね。 ジーンとくる素敵な感動をありがとうございます!




SOさんはフランスのオリンピックに娘さんと行けたらいいねと話してらっしゃるそうです。 一生の思い出になるでしょうし、実現できたら素晴らしいですね! レッスンではネットフリックスのドラマの話などを話してくださいます。 2年前ぐらいにレッスンを始めてくださった頃には日本語の解説を多くさせていただきましたが、ここ数ヶ月は日本語がほとんどゼロになってきました。   今では社会の中の本当に複雑な人間関係などの話もすべて英語だけで話してくださることに、2年前のSOさんの英語力を思い出してみると私自身も喜びと驚きに包まれます。 おそらくSOさんご自身は「自分は英語が得意な方だ」と思ってはいらっしゃらないタイプではないかと推測していますが、 ご自分が気づいていらっしゃる以上に英語習得の才能はあると思います。 今まで以上に集中して自宅学習を進めてみてくださいね。 今のこの伸び盛りは上方向にどんどん調子に乗るべきチャンスですね!




MAさんと高校2年生のAAさんは2年前から親子レッスンを受けてくださっています。 医療関係のお仕事が忙しいMAさんはAAさんが小さい頃はあまりコミュニケーションを取る時間が作れなかったそうです。 ところが当教室のレッスンを受け始めてくださってからは、レッスンで話す内容をご一緒に親子で話しながら考えるという時間を楽しんでくださっているそうです。 今まではなかったこの時間がきっかけになり、AAさんの方から学校などのいろんな出来事などをMAさんに話をしてくれるようになったそうです。 日常のふとした場面を切り取るように、ハッとさせられる美しさの写真に撮影することが得意で、友達が多くて、スポーツ万能で、笑顔がとても爽やかで、青春という言葉が誰よりも似合いそうなAAさんは、MONKEY MAJIKというバンドのプロモーションビデオに出演されたこともあります。 将来はご家族で海外旅行をされたいとおっしゃっていますが、きっとその日が来た時にはご家族3人で本当に素晴らしい時間を過ごされるのだろうなと今から楽しみな気持ちになっています。




世界最大企業の一つAmazonの社員でいらっしゃるMUさんは、海外の部署との会議で使うビジネス英語を身につけるためにリモートレッスンを受けてくださっています。 ご家族がアメリカに住んでいらっしゃることも素晴らしい環境です。 MUさんはTOEICのスコアも高いですので、さらに細部の文法的な弱点を克服する読解の練習に取り組んでくださっています。 文法と語彙を同時に増強したいですね。 レッスンでは、発音の矯正を通じてリスニング力のアップも目指します。 難易度の高いボキャブラリーに頼らずにシンプルに表現する練習で会話表現力の向上を、さらには通訳用のメモ取りのトレーニングを取り入れて、会議中のリテンション(記憶の保持)のスキルなども身につけていきましょう。忙しい日常の中でも活かせる効率的な学習法をどんどん洗練させたいですね。




妊婦さんのHSさんは5月に出産予定ですが、0歳からのバイリンガル育児の準備中です。 0歳児からの早期英語教育というのは様々な方法がありますが、最も効果的なのは、ご家族の誰かがご自宅で英語を使って赤ちゃんに接するようにしてみるというスタイルです。 ママになるHSさんは、赤ちゃんが産まれたその日から英語でも語りかけるために、さまざまな表現や発音などをトレーニングしています。 ご自分の発音に関しては、心配しすぎる必要はありません。 でも、Rの発声だけは今後も注意深く練習していきましょうね。 1年間は育児休暇を取って過ごされるとのことですので、毎日の生活の中でどんな言葉を赤ちゃんに話かけてあげようか、と想像しながら少しずつ表現が増えていくのがとても楽しいですね。 パパや他の人たちが一緒にいるときは日本語だけのやりとりになるでしょうけれど、ママと二人きりの時には英語で話しかける割合を少しずつ増やしてみたいとHSさんはおっしゃっています。 赤ちゃんに英語教育をすることでママにも同時に高い英語力が身につきますからそこも嬉しいですね。   出産直前の今はお腹の赤ちゃんへの英語の話しかけでイメトレを楽しんでみてくださいね。   赤ちゃんの誕生が本当に楽しみすぎて私も今からとてもワクワクしています。




高校2年生のSHさんは英語の全国模試が、山口県で150位と、とても良い結果が出ました。 ここ数ヶ月は見違えるように自由会話のコツが掴めてきていますね。 最近では卓球の大会で、高専の全国大会で優勝した選手に勝利するという快挙があり、試合を観戦していた他校の先生やクラブのコーチなどに色々と話しかけられたりして嬉しかったと話してくださいました。 他にも学校のクラスマッチのバレーボールで、10クラス、20チームの大会で2位になった話をしてくださいました。 大会後には何人かの女子生徒達から一緒に写真を撮らせて欲しいと言われて嬉しかったとのことでした。  他にも、友人たちとの大晦日のアドベンチャーの話はスタンドバイミーの映画みたいでワクワクしました。 山の頂上から初日の出を拝もうという計画をし、男子の仲間数人で夜に集合して自転車で山の麓に向かい、スマホのフラッシュライトで足元を照らしながら登山をして夜中2時ぐらいに山頂に着いたが凍えるような寒さだった。 そこから夜明けまでは4時間近くあったので、仲間と騒いだり、コンビニで買っておいたおにぎりやお菓子を食べたりして過ごしたが、最後の2時間ぐらいはみんな口数も減ってひたすら寒くて、歯をガチガチ鳴らしながら凍えていただけだった、などと話してくださったわけですが、なんてバカげていてなんて爽やかでなんて青春なんだ!と私は聞いていてワクワクしてとても楽しい気持ちにさせていただきました。 こんな話を英語でできるようになったのはここ1年ぐらいですね。 最近のSHさんを見ていると将来はかなり英語の流暢な人になるのだろうなと思いますよ。  あなたは耳もとても良いですし、発音もとても上手ですからね。 これからますます期待していますよ!





オーストラリアでのワーキングホリデーに行かれたKHさんですが、2年近くの滞在をされて200%パワーアップして帰国されました。   英語力では驚異的に進化されていて、講師目線から文句なしに素晴らしいと思いました! サーフィンが国技のオーストラリアでのハイレベルな波乗り修行はもちろんのこと、さらにはサーフボードのファクトリーで働いて高度なスキルを身に付けたり、ストリートミュージシャンやアーティスト達が日常的に多く活動し、路上に芸術や音楽が溢れる街で過ごした日々で、文化的にも刺激に満ちた本当に充実した生活だったそうです。 こうして本当に多くのものを吸収できたのはKHさんならではのセンスの良さだなと思います。 オリンピックで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手もですが、KHさんのように英語を使いこなして国境にとらわれないサーファー達が日本のサーフィン界を少しずつ引き上げてくれるのだろうなと思います。 そしてそれはサーフィンの話だけではなく、あらゆる分野でそういう若者の存在はとても大切だと思います。 KHさんおかえりなさい! これからの活躍を期待しています!   山口エリアの代表的なソウルサーファーでリバーサーフショップの経営者の萩山氏を父に持つKHさんは、本物のサーフィンDNAを受け継ぐ次世代エリートです。   

*山口県長門市大浜海岸のリバーサーフショップは、県内で最もリスペクトされるサーファーの1人Koryuこと小龍さんのシェイプするボードを扱い、トップレベルのサーファーが多く所属しています。  女子でもプロボディーボーダー岡田吹羽子さん、プロサーファーの岡田小夢希さんを輩出したプロショップです。





その他の生徒さんもみなさん英語力が伸びていらっしゃいます。

どんな高い目標へでも毎日の積み重ねが必ず導いてくれます。 

どうすれば遠くへ行けるのかといえばやはり毎日一歩ずつ地道に進むことだとおもいます。 

2022年3月