生徒さんのあゆみ 2023年3月

0歳からメモ先生と英語の勉強をしているS.A.ちゃんが3歳で生まれて初めてメモ先生以外の人(イギリス人のお姉さん)と英語で話をした日から2年間経ちました。 5歳4ヶ月になった今回はカナダ人のお兄さんと英語で話してみました。(2023年3月)



中学1年生のM.A.さんは、全国最大の中学生英語スピーチコンテスト高円宮杯」の「山口市・防府市大会」の弁論部門で優勝されました。  第五地区にあたる「山口市・防府市大会」は非常にレベルの高い地区で、ほとんどの参加者が本当に英語の上手な3年生ばかりでしたが、唯一の1年生だったM.A.さんが見事に優勝されました。 M.A.さんのスピーチはオーディエンスの心にまっすぐに届くようなとても魂のこもった語り方でした。  ひとつひとつの言葉にのせて、M.A.さんの体験と心の動きが聴き手にしっかりと伝わってくるように発話されていましたので、すべての審査員や観客に共感されたのだと思います。  10月の県大会でも全力を尽くして全国大会を目指しましょうね!









幼稚園の年長さんのS.A.ちゃんは英検準2級に合格しました。 1年と4ヶ月前、4歳の時に生まれて初めての英検受験で3級に挑戦したのですが、なんと問題用紙のシールを破って開封するということを知らなかった上に、教室の一番前の席だったのでみんなが開封するのを見て真似ることもできず、「問題がどこにも無い」と思い込んで、午後のお昼寝タイムだし机に伏せて爆睡していたそうです。その結果リーディングもリスニングも0点という珍記録を残してしまいましたね。 今年の6月、1年越しのリベンジでは5歳で英検3級に合格し、4ヶ月後の今月11月には6歳になったタイミングで英検準二級に合格できました。 英検を勉強したのでボキャブラリーも増えたし、長文を読む練習のおかげでいろんな本がスラスラ読めるようになってきているのが嬉しいですね。 図書館の司書の方々に助けていただき様々な種類の英語の本を借りて楽しく読んでいます。 (英検準2級は高校中級レベル、英検3級は中学校卒業レベルです)










小学6年生のS.K.さんは英検準二級に合格されました。 文科省が高校2年生レベルとする試験です。 2022年の文科省発表では英検準2級以上を取得している高校生の割合は46.1%ということですので、全国の高校生の半分以上に(53.9%に)勝ってますね、本当にすごいです。 英検会場ではS.K.さん以外で唯一の小学生だった帰国子女の子と仲良くなったりしつつ一次を合格、二次試験も余裕があり、当日スピーキングの試験が終わった直後の感想で「完璧でした!」とメッセージをくださいましたね。 そしていざ合格の知らせを受け、S.K.さんは家中を走り回って大喜びをして、小学校の先生も飛び跳ねて喜んでくださったそうです。 お母様はまさかまさかと信じられず嬉しさで号泣されたそうです。 お父様だけは「今回は落ちたらよかったのに」とおっしゃったとかで(お父様にはS.K.さんそれほど本気の努力をしているように見えないので、早いうちに挫折を味わっておいた方がのちのち良いのではという意味らしいです)冷静なご感想でした。 小学生のうちに準二級を合格できたらとご両親に約束をしてもらったというスマホとディズニーランド旅行のご褒美をゲットですね。 幼少期に英語を勉強していたわけではないS.K.さんは小学3年生で本当にゼロから当教室に入会されて、ここまで本当に良く頑張ってこられたと思います。 英語に関しては文句なしの完璧な優等生かというと、実はS.K.さんにも弱点がありますね。第一に集中力です。レッスンの時に脱線して楽しいお話に花を咲かせるのはもちろん私も嬉しいのですが、もっと意識を高く持ってレッスンに向き合ってみましょう。 私から注意されたことはまた次のレッスンで何度も同じ注意を繰り返されないように反省して、ひとつひとつ乗り越えてください。改善すれば必ずS.K.さんにとってプラスになることだけをお伝えしています。 メモ先生は基本的に甘いかもしれませんが笑、叱られた時にはもっと真剣に受け止めて自分の成長に繋げてくださいね。 第二に、勉強方法のアドバイスをしていますが、もっと実行できるように日々の学習で忘れないようにしてください。 1ミリのスキもないパーフェクトな努力を日々続ける天才というよりは、とても才能はあるが意識がまだまだ子供すぎるまだまだ意識が低すぎて心配なあなたです。 そのことにまずは気づいてください。 そこからが勝負ですよ。 あなたが目指しているような英語の達人に本当になってください。 そのためには意識を高く持って毎日の努力を怠らないでください。 あなたを信じていますよ。 










小学6年生のM.A.さんは英検準二級に合格されました。  高校2年生レベルの試験ですのですごいですね。 一日中英語で過ごすインターナショナルスクールに歳から通ってらっしゃったので、やはり読解よりもリスニングとスピーキングの方が強いです。  そのため英検の受験などでは、普段あまり好きではない読解練習などをたくさんこなさないといけないのですが、本を読むことがあまりお好きでは無いので、これからもやはりたくさんの英語を読めるようにしていきたいですね。  今までにやったことのないような努力を、新しい習慣として中学進学を機に身につけていきましょう。 そのためには、M.A.さんご自身が、自分は〜がぜんぜん足りないからもっともっと勉強をしたい、という意識を持てることが大前提になってきます。  しばらくはどうすればそういう意識に変われるのかを様々な角度から一緒に模索していきましょうね。  M.A.さんにとっていま一番大切なことは、どのぐらいの努力をすればそのぐらいの結果が得られるのかを現実的に理解すること。  その上で、具体的に、毎日何をどのぐらい勉強して、どのぐらいの期間で何を実現させることを目指すのかなど、しっかりと目標を持って計画を立てましょう。  とにかく、自分自身が強く進歩を望む姿勢を手に入れたいです。 世界的な有名人でも身近な先輩でも良いのですが、お手本となるような人、憧れて真似したいような人を探すのも良いですね。  本当にかっこ良くて、ものすごい努力の上に輝いている人を見つけて、そういう人に負けない努力をしよう、と思えたら最高ですね。  中学か高校では海外留学なども視野に入れてらっしゃいますが、将来的には海外で就職することも夢みるM.A.さんからは、やはり小さな日本には収まらないような大きな器と才能、そしてセンスと自由な雰囲気を感じます。  将来はたくさんお金を稼いで、ご両親のために海外に素敵な家を建ててあげたいとおっしゃっています。(今も豪邸にお住まいですが)  M.A.さんは勉強が大好きというタイプでは無いですから、中学生からは努力が自分の成長につながるという成功体験を少しずつ積み重ねましょうね。 










小学3年生のK.S.さんは英検2級に合格されました。 文科省が高校卒業レベルとする難関の試験ですので本当に立派ですね。  K.S.さんが強い理由は何よりも集中力だと思います。  レッスン中にものすごい集中力を発揮できることと、私のアドバイスをほぼ100%すぐに活かして実行されることは本当にすごくて大きな才能を感じてしまいます。 普通の小学生は(というよりも、中学生でも高校生でも、大人の生徒さんでさえも)同じことを何度も何度も繰り返して伝えても私のアドバイスを実行してくれず、すぐに忘れてしまいまた叱られる、ということが多いですので、K.S.さんの意識の高さは本当にすごいと思います。 自分の弱い部分でも苦手だからと言って逃げずに、真正面から向き合って克服しようとする姿勢が本当に立派ですね。 K.S.さんのご両親は英語が得意なわけではないとおっしゃいますが、ディズニーの英語システムを1歳の頃から導入されたり、常にK.S.さんにとって理想的な環境を高いレベルで追求されています。 お母様のご指導は本当に理想的ですし、ご家族のチームとしての素晴らしさに大きな敬意を感じます。  とはいえ、そのような環境に恵まれたとしてもK.S.さんがこうしてここまで歩んでこられた努力は本当に立派ですね。 次は準1級に向けて1歩1歩確実に歩まれてください。 とても期待しています。  










4歳のS.N.くんは、1歳の頃からEQWELでのレッスンを、そして2歳〜4歳まで英会話のイーオンのプライベートレッスンなどを受けてらっしゃったので、耳もよく発音もとてもお上手です。 私のレッスンではいつもTPR(Total Physical Response)の理論を重視して、英語を話すか、または聴き取って行動すると何か楽しいことが起きる、という状況を作ることを心がけています。 通常は頭の中に日本語が優勢言語として存在しているわけですが、アクティビティの楽しさの中にどんどん英語のやりとりの数を増やし頭の中を英語の洪水のようにすると、気づかないうちに英語の存在感が高まる、というメソッドを意識してレッスンを進めています。 何か新しいことを導入したときには、しばらくは恥ずかしがり屋さんになってしまうS.N.くんですが、いちど楽しいと思うスイッチが入ると、もう飛んだり跳ねたり大笑いをしながらとても積極的に身体全体で英語のコミュニケーションをとってくださいます。  やっぱり楽しそうにしている時が一番英語の発話が多くなりますね。 フォニックスのやり方で英語を読めるのもすごいですね。 S.N.くんのお父様はお医者さんなので、お医者さんごっこもされるので、この1年はレッスンでも病院ごっこなどのアクティビティも導入していこうと思います。 いつも元気いっぱい笑顔いっぱいをありがとございます!










生後10ヶ月のR.S.くんは、生まれる1ヶ月前からお母様がバイリンガル育児プログラムに参加してくださっています。  もうすぐレッスンを初めて1年間ぐらいになりますが、お母様はずいぶんと英語がスムーズに話せるようになってきましたね。 毎日赤ちゃんに話しかけることで、想定以上にご自分の英語力が上がっていることを実感されているそうです。  最初の頃のレッスンでは赤ちゃんへの直接の話しかけに使う英語表現を中心に練習しました。  この段階ではまず「英語を話すときにはその言葉が意味する体験を赤ちゃんとお母さんが共有する」という概念を大切に学んでいきます。 例えば、Look!(ほら、みてごらん)との呼びかけと同時にぬいぐるみを見せます。 ここで「ママも赤ちゃんと同時にそのぬいぐるみを見ている」と言う体験と、その英語 Look! が結びつくことが非常に重要です。 成長と共に目が見えてきたら窓に張り付いたカエルを指差しながらLook!と呼びかけてそこにThere’s a frog!(カラスがいるね!)などで繋ぎます。 Look!という音が聞こえるといつも必ずママが何かを見せようとしているのだな、という体験が赤ちゃんに記憶されていきます。 赤ちゃん自身が実際に体験する出来事と結びつくようなタイミングでママが英語を話しかけるということに細心の注意を払っていただきます。Look!に続けて、There’s a butterfly!といいながらお庭を舞う蝶々を追いかけたり、There’s a ladybug!と言いながらお花の上を這うてんとう虫を一緒に見る、という経験を繰り返すことでThere’sの音が聞こえると、そこに何かが「ある・存在してる」という事実を表しているのだ、と赤ちゃんの脳が自然にスポンジのように記憶していきます。  どれだけ高価な聴き流しの教材であれ、英語の歌であれ、体験が伴わない英語はいくら聴かせてもほとんど赤ちゃんの言語の発達の助けになりません。 

 ここ最近では赤ちゃんの実況中継というような手法を主に学んでいただいています。  赤ちゃんがハイハイでどんどん移動をして様々な行動をするわけですが、それをママがいちいち実況中継します。 赤ちゃんがいつもお気に入りで転がすボールを、ちょっと手が届きにくい場所にあるのを手に取ろうとする瞬間に、Do you want the ball?(ボールがほしいの?)と言いながら手渡してあげたり、絵本を手に取ろうと手を伸ばした瞬間にDo you want the book?(この本がほしいの?)と言ってあげます。 このようなタイミングで赤ちゃんの気持ち「〜を欲している」という感情にwantの音を関連づけてあげます。 今度はそのボールを転がそうとしていればAre you going to roll it?(それを転がすつもりなの?)だったり、投げようとしていればAre you going to throw it?(投げるつもりなの?)のように、今から起きる動作にはAre you going toという音が記憶されていきます。 ここはDo you want to roll it? やDo you want to throw it?に置き換えても構いません。 両者ともに同じシーンで使われる表現ですが、どんどん数をこなすうちに、〜したいなのか、〜をするつもり、なのかもごく自然に分類されていきます。 ミルクを飲んだりあげたり、オムツを変えたり、うんちを拭いたり、ママと共有する体験をベースに英語で話しかけ、赤ちゃんの行動を赤ちゃんの視点から見ているように実況中継して赤ちゃんの気持ちを代弁してあげるという作業を、重要構文を中心に丁寧に使ってあげるのがママの役割です。  

それらの表現を、A現在形、B過去形、C未来形のパターンを、さらに、1肯定文、2否定文、3肯定疑問文、4否定疑問文の4つの型のバランスを考えながら、日常生活の中でもっとも基本的な機能を持つ動作や気持にシンクロさせてあげることで、赤ちゃんの脳内で英語が生存に必要な言語であると認識されるのです。 

そういえばR.S.くんに「パパ」みたいな発声がありご家族がざわついたという事件があったそうです笑 なんでいつも接してる「ママ」じゃないの? ということだったそうですが、結局は赤ちゃん特有の「バババババ」と言う喃語の発声であり、特にお父さんを呼びかけているのでは無いみたいだね、という話で落ち着いたそうです。 リスニングに関しては日本語では「いただきます」と「ごちそうさま」で顔の前で両手を合わせたり、「こんにちは!」でペコリとお辞儀ができたり、英語では「Clap your hands!」で両手を上手に叩いてくれたり、「Wave your hands!」で手を振るのができたり、という聴き取りが上手にできるようになってきています。  聴き取って理解できる言葉がどんどん増えてきてすごいですね!  本当にワクワクしますし、嬉しいですね!

 4月から1年間の育児休暇を終えてお母様が職場復帰をされるのでR.S.くんは夕方まで保育園に通うことになるため、今までは1日中一緒にいてたっぷりあったママからの英語の話しかけの量が減ってしまうことをどうやって補うのかが今の課題です。 来年の春の「生徒さんのあゆみ」では1歳10ヶ月ですから、最初の英語の発話は(日本語はもちろんです)もう聞けているのではないでしょうか。 本当に今から楽しみですね。  










高校生のY.S.さんは1年間のカナダ留学を控えて勉強中です。  現地の高校でコミュニケーションが取れるようにレッスンでは実践的な表現を練習しています。  ご家庭で生後すぐに導入されたディズニー英語システムやECCのレッスンなどを経て基本がしっかりしてらっしゃるので、発音も上手で飲み込みも早いですね。  海外とつながるビジネスなど将来の夢に向けたステップの中で、カナダの高校への留学は第一歩ですね。 とても優しくて笑顔が溢れる性格と、日本のポップカルチャーへの造詣が深いことなど、いろいろな武器を持ってらっしゃるので、本当にたくさんのことを吸収して成長をされることだろうと楽しみで仕方がありません。  出発まではもう少しエンジンをかけて勉強をしていきましょうね。  もうすぐ出発だという緊迫感を感じさせないリラックスモードのY.S.さんですので。笑  帰国後に大きな成長を遂げられた姿で驚かせてくださいね。  留学の大成功を心から祈っています。










N.A.さんは広島大学を卒業されてからは、九州大学付属病院のNICU(neonatal intensive care unit新生児集中治療室)で勤務されているとのこと、本当に久しぶりに英語で報告メールをくださいました。 N.A.さんをはじめ、さまざまなフィールドの医療従事者の方々、看護師、理学療法士、医師、臨床検査技師など医療現場で働いていらっしゃる全ての方々に私はいつも頭が下がる思いです。 本当に世の中で一番何よりもありがたい職業なのでは無いかと思います。 夜勤があったり、24時間病気や怪我で苦しむ人々に対応されていたり、わたしたちが本当に困ったときに全力で助けてくださることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 N.A.さんはこうして夢を叶えられてとても素敵ですね。 またぜひご家族のみさなんとも一緒に遊びにいらしてくださいね。   










東京大学の合格を目指し勉強中の高校3年生のK.A.君ですが(もし合格できなかった場合は浪人される覚悟だそうです)去年は高校生活最後のピアノの発表会を見せていただきました。  K.A.君の演奏するドビュッシー、ベルガマスク組曲のプレリュードの最初のいくつかの音がグランドピアノからホールに流れ始めた瞬間に、なぜだか私は感動して泣きそうになり、夢のような曲の最後まで酔いしれていました。 ショパンの英雄ポロネーズでも一音一音からひしひしと伝わるものがあり心が揺さぶられました。 K.A.君の魂のこもったショパンとドビュッシーの演奏にとても感動させられたわけですが、この教室のピアノの先生と生徒さんたちの人間関係が深く印象に残りました。 K.A.君が2歳11ヶ月ぐらいから習い始めて15年間お世話になったピアノの先生が本当に素晴らしい方で、K.A.君と共に高校3年生として同じタイミングでピアノ教室を卒業されるK.A.君の3人の仲間の生徒の方々を含めて4人へ向けた先生からのお別れと祝福のメッセージ、そしてそれに応えるK.A.君たちから先生へ向けたお礼のメッセージの交換が私にとっては一生忘れることのできない素晴らしい体験でした。 可愛らしい幼児として入会されたK.A.君たちがこうして立派な若者に成長するまで、先生がどれほど深い愛情を注いで育ててこられたのか、どんな眼差しで見守ってこられたのか、またK.A.君たちがどんなふうに先生のことを慕い、尊敬して、心から信頼して一緒にいろんなことを乗り越え、そしてたくさんの素晴らしい音楽を演奏してきたのか。 先生もK.A.君たちも、ゆっくりと、ひとことひとことが贈り物のように、大切に手渡すように言葉を紡いでいきました。  お互いの言葉を交わすうちに先生もK.A.君たちも、気持ちは溢れ出して号泣してしまいました。  K.A.君も振り返って「人生で最も泣いた」とおっしゃっていました。 ただの見学者だった私もいつの間にか涙が止まらなくなっていたのは自分自身驚きましたが、こうして、習い事というものは単にスキルを身につけるためだけではなく、先生にも生徒さんにも一生涯の心の糧になるような素晴らしい日々にすることができるのだと学ばせていただけました。  K.A.君たちは涙でくしゃくしゃになりながらご家族や一緒に歩んだ友人達へも心から感謝の言葉を述べて、同じく涙でくしゃくしゃになった先生は、それでも力強く、勇気の出るような応援メッセージを贈り、会場は長い間拍手が止むことはありませんでした。  こうしてどんなことでも一生懸命に向き合って、そして素晴らしい結果を出されるK.A.君はピアノでも数々のコンクールで賞を獲られていましたし、英語力も本当にかっこよく流暢に喋れるようになりました。  ここからもどんどん夢を叶えていかれることでしょう。  ピアノ教室でもいつも多くの子ども達の憧れの的だったあなたのピアノの調べは、いつまでもたくさんの人の心の中で鳴り続けていると思います。  同じように、あなたが発する英語の言葉を介して、数多くの人々と心のこもった交流をされることになるのだろうと思います。  これからが本当に楽しみです。 










高校3年生のM.O.さんは、関西大学への進学が決まりました。 英語力も随分上達され、名門大学への合格も本当におめでとうございます。 いつもレッスンに真剣に向き合って下さって、確実に知識を積み上げる様子が私もとても安心感がありました。 ニュージーランドの1年間の留学からここに至るまで英語力を伸ばすことを中心に据えていらっしゃいましたね。 ゆくゆくは英語を武器にした就職を目指してらっしゃるのでそうした経験も、ここまでの道のりもきっと活かされることでしょう。 都会らしく洗練された高校生でありながら(生まれも育ちも大阪の方です)同時にお若いのにとても礼儀正しく、非常にしっかりとしたビジョンを持ってらっしゃいますので、大学生活もきっと素晴らしいものになると思います。 これからますます頑張ってください。











高校3年生のS.H.さんは、難関の立命館大学に見事に合格されました。  受験された大学に全て合格されましたが、入試の教科の中で英語の点数が一番高く、英語を軸に受験に挑めたことが嬉しかったとおっしゃっています。  高校生活も、1年、2年まではゲームばかりしたりあまり本気で勉強しているとは言えないような状況だったと思いますが、3年生ぐらいから徐々にエンジンがかかり始め、スマホも触らなくなり、学校の英語の先生に「センスがあるぞ」と言われて喜んだり、クラスで長文をダントツで読み終えるようになって喜んだり、シャドゥイングを毎日やり続けた成果で苦手だったリスニングが模試で高得点が出せるようになったり、難易度の高いリーディングも最後まで読み切ることが簡単にでき、九州で1番の私立大学の過去問も合格点は余裕で超えたり、と、英語を中心に一歩一歩力をつけて自信が生まれていったそうです。 高校生活は、学校の部活のハンドボールと、クラブチームに属していた卓球と、スポーツも充実して楽しく過ごしてらっしゃいました。  恋愛関係も色々なドラマがありましたよね。  大学進学後には英検1級とTOEIC990点満点を取ることを目標にしてらっしゃいます。 将来的にはカナダの大学院に進みたいとおっしゃるS.H.さんは、英語を自分の武器にすることをはっきりと意識してらっしゃいます。  これからもリモートレッスンで頑張っていきましょう。  大学生用にさらにギヤを上げたハイレベルレッスンでビシビシ鍛えさせていただきますね。 










東京でSAPIXの講師をされているR.M.さんは主任に昇進されてますます責任の大きなお仕事をされています。 当教室のレッスンでは、東大などの難関大学に進むルートとしては国内で最も評価が高いとされるSAPIXの授業についてなど、最前線の教育現場のお話などを英語でしてくださるのがとても興味深く、私も色々学ばせていただいています。 R.M.さんご自身の担当されるレッスンが全て終わって帰宅されてから私のレッスンを受講してくださるため深夜過ぎのリモートレッスンですが、いつも教育だけではなく、哲学の話から音楽の話まで幅広い話題で楽しくお話しさせていただいています。 いずれご自身の教育理念を反映させる形で新しい形のスクールを開校されたいとおっしゃるR.M.さんは、ご自身がエリート教育のシステムの中心にいらっしゃる立場でありながら、どんな生徒も取りこぼさないような教育形態を模索できないのか常に研究を重ねていらっしゃいます。  私もそこは共感しています。 英語がどんどんできて、ものすごいスピードで伸びていかれる生徒さんのことは講師としても本当に嬉しいわけですが、同時に、何かにつまずいてしまい、英語が伸びない、勉強が楽しくない、それ以前に学校生活そのものにもつまずいてしまっている、などの生徒さんにも何か手を差し伸べることはできないだろうか、ということはずっとテーマとして持ち続けています。  きっと多くの教師の方が抱えているジレンマなのかもしれません。  R.M.さんのお仕事にもそういう深みのあるお人柄が反映されているのでは無いでしょうか。  でも、無理をしすぎずお身体を大切にされてくださいね。 










自由会話のレベルが上がりつつあるS.O.さんの成長に私はとても嬉しく感じています。  最初の頃はレッスンでの会話のトピックをご自分である程度用意して下さっていて、その内容に沿っていることで成立していた自由会話だったと思います。 ところが最近ではまったくその場で始まった会話がどんな方向に展開していったとしても、きちんと理解されて最終的に多くの内容のコミュニケーションができています。 レッスン内で理解できなかった表現も、英語でその場で解説させていただいても以前と比べて推測する力も含めてものすごく上がってらっしゃいます。 視聴された映画やドラマのストーリーを私に説明して下さったりするのはなかなか難しいことだと思いますが、伝えられずにギブアップされることが今はゼロですね。  ここまで大きな進歩を遂げられるとは失礼ながら予測できていませんでしたので、本当にとても嬉しい驚きです。  これからもますます期待しています。










山口市のインフルエンサー的な存在のA.A.さんは、将来海外に移住されるようなことを軽い冗談としておっしゃっています。 もちろんものすごく素敵な生活をされている今の日本での日常にはとても満たされていらっしゃいますが、たとえ海外に拠点を移されたとしても同じように大成功されるのだろうなあと想像してしまいます。  ビジネスオーナーでいらっしゃるのですが、世界中のマーケットへ販売もされているので、そもそも拠点が日本である必然性は少ないのかもしれません。  最近は海外の方と、英国王室や子育てのお話などで盛り上がったとおっしゃっていました。  国によって考え方が全く違う面がありますが、それを生で味わえて自分自身のインスピレーションにできることも英語のコミュニケーションの楽しさですね。










コロナ禍にずっと我慢でうずうずされていた中、本当に久しぶりに外国に出られたM.N.さんは、今回はオーストラリアに1ヶ月留学されました。 5年前にブリズベンで会って以来のオーストラリア人のお友達に再会されたり、スイス人、スペイン人、イタリア人、フランス人などさまざまな国籍の人との交流を楽しまれたそうです。 いろんな場所の美しいお写真をたくさん見せていただいて羨ましい限りでした。  日本とは雰囲気の違う魅力的な風景や、現地の美味しい食べ物、そして新しい出会いなどがたくさん詰まった体験をされたようです。  M.N.さんは周りの人々から「英語が話せるからいいなぁ」と言われることがよくあるそうなのですが、「”英語が話せない”というレベルの人でも、外国人とのコミュニケーションにまったく物怖じしない強者もいるので、やはりどんな環境にいてもどんどんコミュニケーションを取ろうとする姿勢こそがとても大切だと思う」とおっしゃっていました。  例えばバス停のベンチで横に座っていた人と挨拶を交わすか交わさないかで一人の人と知り合えたり、他人のまま生涯2度と会わないかの運命が分かれる、というエピソードが印象深いです。  M.N.さんがまさにそうやって出会われたニューヨークのお友達を訪問するのが次回の旅の楽しみだそうです。  英語が話せるとこうやってM.N.さんのようにたった一人で世界中どこへでも出かけていけますね。  ちなみに、帰国後のM.N.さんはもちろん流暢さが増していてとてもカッコ良かったです。

M.N.さんと世界各国のお友達










いつも、季節と共に移り変わる自然の美しさを誰よりも繊細に感じ取ってらっしゃるS.N.さん、レッスン内でお話をしてくださるのをいつも楽しみにさせていただいているのですが、そんなS.N.さんが冬に楽しんでらっしゃるのが渡り鳥の観察です。  山口県内にもさまざまな渡り鳥がシベリアやサハリンなどから飛来して、長門市の三隅、山口市の阿知須などでも野生の白鳥などが観察できるそうです。  たまに、私がとても興味を示した時は「いま現在***川にこんな鳥が浮かんでいますよ」などのメッセージをくださったりしま。  英語に関しては、LA出身のアメリカ人の方との会話で英語のコミュニケーション力褒められたという嬉しいこともあったそうです。  日本人でカナダの永住権を取得して現地のオーロラガイドや有機農業をされている方とのお話で印象深かったのが「私の英語力は小学生レベルですよ」という発言だったそうです。 「もちろん大きく謙遜されているとはいえ、シンプルな英語でほとんどのコミュニケーションは成立している、というメモ先生の考え方と同じでした」とおっしゃっていました。  つまり、日常会話でコミュニケーションに必要な英語力というのはネイティブの会話であっても70%〜80%ぐらいが中学校英語ぐらいで構成されているという事実、さらには、残りの20〜30%のレベルの高い表現であっても、幼い子供が理解できそうな簡単な表現に言い換えることでほとんどどんなことでも英検3級レベルの英語で会話は成立するということです。 S.N.さんにとってはご自身もいつも体感されている原理ですね。  S.N.さんのここ2〜3年の進歩は本当にすごいと思います。  ますます会話力を磨かれてくださいね。










M.Y.さんは息子さんが大学で英語を専攻されているのでご自身も負けないように頑張ってらっしゃいます。  基礎英語力はまったく自信が無いとのことですが、今まで多く観てらっしゃった映画の中のセリフなどが自然に記憶から参照できて、私のレッスン内で紹介させていただいた表現なども「あ、それはよくアメリカ人とかが言っていますよね?」みたいにおっしゃるのが本当にすごいと思います。 そうやってたくさんの英語を聞いてこられたことはかなり大きな財産です。  おそらくそのおかげでしょうか、イントネーションやリズム感などが英語ネイティブみたいな自然な雰囲気を持ってらっしゃいますね。  実際に持ってらっしゃる英語力の3倍以上喋れるというようなタイプで、日本人が苦手な部分が逆に得意なM.Y.さんですのでどんどん上達されると思いますよ。  割合で言うならば、日本人の90%以上が持っている英語力をほとんど会話で活かせないと思いますが、M.Y.さんは残りのわずか数パーセントの日本人離れしたセンスをお持ちです。 なんと言ってもユーモアのセンスも抜群なので、レッスンではいつも笑わせていただいて楽しい時間を過ごさせていただいていますが、そんな面も英会話が強くなる要素のとても大きな一つですよ。  努力はせずに上達したいと思ってらっしゃるフシがあるのだけが気がかりです。  勉強にエネルギーを注いだだけもっと話せるようになりますからもっともっと楽しくなりますよ。 がんばりましょう。 










保育所の所長さんをされているS.A.さんは何か大きな壁を突き破ることに成功されましたね。 レッスンを始めてくださった最初の頃には英語を頭でごちゃごちゃと考えすぎてリスニングでフリーズしてしまっていました。 ところが今では直感的に状況を想像しながら、知らない単語などに気を取られすぎずに、全体の大きな流れを感じ取りながら意味を理解することができるようになりました。  スピーキングでも今までよりもシンプルに、うまく要点をまとめて相手に伝える技術がとても進歩していますね。  もともとS.A.さんはかなり学校英語に毒されていましたし、英会話がとても苦手な印象を受けていましたが、今ではずいぶんスムーズに会話が成立するようになりましたね。 見違えるようで私も本当に嬉しいです。  今までアメリカやインドネシアなどに旅行された経験をお持ちですが、もっともっといろんな国に行ってみて、観光やホームステイや、チャンスがあれば働いたりもしてみたい、とおっしゃるS.A.さんの夢が少しずつ一つ一つ叶うのを見るのが楽しみです。










高校3年生のA.A.さんは関東の医療系の大学に見事に合格されました。  私のレッスンをいっしょに受けてくださっている東北大学卒のお母様も臨床検査技師でいらっしゃる影響もあり、同じ道への進学ということになりました。  高校生活では様々な素晴らしい思い出が多いと思いますが、A.A.さんの2022の夏が私にとっても感慨深いものでした。  A.A.さんは仙台育英高校の生徒さんなのですが、仙台育英は東北勢の高校として史上初の夏の甲子園優勝という偉業を成し遂げた夏でした。 (相手の高校が下関国際だったというのも私にとってはとてもドラマティックでした)  A.A.さんは8月10日にご自身が属するクラブ活動の引退試合で4試合全勝で得点も決める大活躍をされて、翌日の8月11日にはお母様とお父様と3人で甲子園入りし、仙台育英が鳥取南を10−0で下す試合から観戦、そのまま炎天下の中3試合連続で観戦、満喫されて一旦宮城に帰られました。  そして決勝では改めてお父様と二人きりで大阪入りして、見事に優勝を決める場面を観戦されました。  実は、A.A.さんはお父様との関係がここ数年間ぐらいとても距離の空いた冷たいものになり、ほとんど会話も無いぐらいにギクシャクしたものだとお聞きしていました。  私にとっても、いつも理解し合えていたとは言い難い自分の父親と私自身との関係、幼い頃の両親の離婚から父親と離れた弟と妹の関係などと重ねて悲しくなったりしていました。  そんなお二人が甲子園の決勝という信じられない劇的な舞台に父娘だけで一緒に旅行をされて、楽しく仲良く素晴らしい時間を過ごされたとお聞きして私も本当に心から感動しました。  A.A.さんの親友がブラスバンド部でトランペットを吹き、もう一人のお友達はチアリーディングをして、A.A.さんの仲の良い男子生徒たちがグランドで大活躍をする姿がテレビで全国に放映されました。 レッスンで英語で高校生活のお話をしてくださっているときに時々登場していた野球部の生徒さん達がテレビのスクリーンの向こう側にいる姿を私も眩しく拝見させていただきました。  いじめ問題にクラスが揺れる姿や、恋愛や、友情や、様々なドラマもレッスンで語ってくださったことで、とても鮮烈でとてもキラキラした青春の映像が私の心にも残っています。  将来は英語力を活かして、海外でも医療の仕事をしてみたいとおっしゃるA.A.さんですが、他人の痛みがわかる人一倍優しい性格も含めて、A.A.さんにとって医療の世界は天職なのではないでしょうか。  大学でもきっと笑顔が絶えないキャンパスライフを送られることだと思います。  いつものようにリモートレッスンでお話を聞かせてくださいね。 これからもますます応援しています。 (大学でサーフィン部に入ってほしいなぁと密かに期待しています笑

甲子園での撮影はすべてA.A.さんです










NEWS!

2023年4月からは長門市で未就学児クラスと小学生クラスの新規のグループレッスンが開講されます。  まったく経験がないお子様も安心してスタートしていただけます。 グループレッスンは、コミュニケーション能力やチームワークの向上に効果的です。  お子様がクラスメートと一緒に学び、助け合いながら成長することができるのがこのプログラムの魅力です。  さらに、楽しく学べるカリキュラムを通じてお子様の自信や学ぶ意欲も向上させます。  プライベートレッスンよりもにぎやかな環境の方が向いているというお子様はグループレッスンにご参加ください。









ここに掲載していないその他の生徒さん達も、皆さん楽しみながら本当にとても良く頑張ってらっしゃいます。 いつも楽しくレッスンを継続してくださり心から感謝申し上げます。 皆さんの進歩が私の最大の喜びです。









2023CEA