バンジージャンプする?

2010年3月15日





僕が思いつく遊びは日常の風景からヒントを得る事も多い。

長門市の国定公園内の青海島へわたる青海大橋から手作りのバンジージャンプをしようというものもその一つだ。

関門海峡にしろ、角島大橋にしろ、ある程度大きな橋というのは、一番高い部分に立ち、そこから水面を見下ろすだけで背筋がゾクゾクとする。 ある程度の大きな船が下を通れるように高く作ってあるのだろう。

高校生の頃には青海大橋の低い部分から足から飛び込んで楽しんだ事はある。この部分でも頭から行くのはちょっと有り得なかった。

足からでもしばらく悩んでしまうぐらいの高さはある。

で、買いそろえるものは:

1)ビヨ~ンと伸びる太いゴム ナフコなどのホームセンターに荷造り用のものがあるんじゃないだろうか。

というよりも、買うものは1)だけだ。

大切なのは実験段階だ。

A) 橋の高さの半分程度のロープの先にその倍ぐらいの強力なゴムをつなげる。

B) ロープの方は橋の欄干にしっかり結びつける

C) ゴムの方に自分の体重プラス2~3キロぐらいのおもりを結びつける(こちらもナフコなどに置いてある建築資材のコンクリートの固まりが手っ取り早いと思う。この重りはしっかりとゴムが結べないと行けないので、適当な岩なんかではやりにくいと思う。

D) 重りが落下したときに、海面にちょうど触れるか触れないかぐらいまでゴムが伸びる長さにロープとゴムを調整するのだ。

E) これより長いと、ショックを吸収する前に海面にぶつかってしまう。

F) これより短いと、せっかくの高さが活かされず、楽しめるフリーフォール状態が少なくなる。

G) 重りを落下させる実験で高さを調整したら、実際にジャンプする人間の足にゴムを取り付ける

H) ゴムを足につけるコツは、ショックを吸収する際に足を捻ったり食い込んで痛めたりしないように気をつけることだ。

以上の段階が済めば、実際にジャンプするときにゴムが切れたとしてもさほどの危険はないはずだ。

なぜなら、ゴムが切れるという事は

a それなりに大きな加重がかかって、強力なゴムの破断限界値を超えたときか、

b 傷があってそこから前述の値よりも低い数字で切れてしまうかのどちらかだ。 だとすれば、それは実験で証明済みなように、自分の体重程度以上は耐えられるはずなので問題ないはず。

そ して万が一bだとしても、傷があるにしろそこから千切れるためにはある程度以上の負荷がかかる必要があり、その負荷がかかるためにはある程度のショックを 吸収することになる。 ショックを吸収してゴムが千切れるころには十分にスピードは落ちていて、切れた地点からは軽い着水になるだろう。

要するに、ゴムなどなくそのまま足から飛び込んでもどうにか死なない程度の高さなのだからまあ大丈夫だろう、ということだ。

この計画を何人かの友達に話したら「ハハハ・・・」という意見だった。