生徒さんのあゆみ 2024年3月

0歳からメモ先生と英語の勉強をしているS.A.ちゃんが3歳で生まれて初めてメモ先生以外の人(イギリス人のお姉さん)と英語で話をした日から2年間経ちました。 5歳4ヶ月になった今回はカナダ人のお兄さんと英語で話してみました。(2023年3月)




中学1年生のM.A.さんは、全国最大の中学生英語スピーチコンテスト「高円宮杯」の「山口市・防府市大会」の弁論部門で優勝されました。  第五地区にあたる「山口市・防府市大会」は非常にレベルの高い地区で、ほとんどの参加者が本当に英語の上手な3年生ばかりでしたが、唯一の1年生だったM.A.さんが見事に優勝されました。 M.A.さんのスピーチはオーディエンスの心にまっすぐに届くようなとても魂のこもった語り方でした。  ひとつひとつの言葉にのせて、M.A.さんの体験と心の動きが聴き手にしっかりと伝わってくるように発話されていましたので、すべての審査員や観客に共感されたのだと思います。  県大会では惜しくも全国大会を逃してしまいましたが本当に立派な結果でした。











幼稚園の年長さんのS.A.ちゃんは英検準2級に合格しました。 4歳の時に生まれて初めての英検受験で3級に挑戦したのですが、なんと問題用紙のシールを破って開封するということを知らなかった上に、教室の一番前の席だったのでみんなが開封するのを見て真似ることもできず、「問題がどこにも無い」と思い込んで、午後のお昼寝タイムだし机に伏せて爆睡していたそうです。その結果リーディングもリスニングも0点という珍記録を残してしまいましたね。 2023年6月、1年越しのリベンジでは5歳で英検3級に合格し、4ヶ月後の2023年11月には6歳になったタイミングで英検準二級に合格できました。 英検を勉強したのでボキャブラリーも増えたし、長文を読む練習のおかげでいろんな本がスラスラ読めるようになってきているのが嬉しいですね。 図書館の司書の方々に助けていただき様々な種類の英語の本を借りて楽しく読んでいます。 (英検準2級は高校中級レベル、英検3級は中学校卒業レベルです)












0歳以前に、生まれる1ヶ月前からお母様がバイリンガル育児プログラムに参加してくださっているR.S.くんは、早いもので1歳11ヶ月になりました。

1年前の「生徒さんのあゆみ」での予測通り、R.S.くんはいろんな英語が喋れるようになってきていますね。いま言えるの

More!

Flower 🌹 

Wow!

Dino 

Shark 

dinosaur 🦖 

Truck 🛻 

Bus 🚌 

Purple (purple)

Bye bye!

See you!

Moon

Shoes 

Monkey 

Up and down!

Come on! 

Give me!

など。ママやパパが話しかければ理解して反応できる文章はいろいろありますが、例えば

Bring me a hair dryer. などではドライヤーを取ってくれるし、

Please give me the ball.ではボールを渡してくれます。

Open/ close the door!  ドアの開け閉めも。

Come over here! ちゃんとこちらにやって来ます。


It’s time to go bed. 

などには、はっきりと「No!」

Do you want to go to bed? にも

はっきりと「No!」と反抗します笑


Where is Papa? などには、手で遠くを見るジェスチャーでパパを探したりします。R.S.くんの英語力が上がるのと比例してママの英語力がどんどん上がっているのがまたとても嬉しく思います。しかも、最初の頃は消極的で控えめだったパパの参加もだんだん積極性が出てきました。最近はパパもノリが良くて活き活きと自然で楽しそうに英語を話していらっしゃいます。 ご家庭で英語を話すことにだんだん楽しさが増して来たのだと思いますが、R.S.くんに話しかけることで、ご家族全員の英語力が同時に上がっていくのが本当に嬉しいですね。 1年後は3歳に迫るぐらいですから、いよいよR.S.くんが英語をたくさん話しかけてくれるようになっているかもしれませんね。 とても楽しみです。 










S.O.さんの英語力はますます上がってきており、いつも安定して英語だけで本当にどんな話題でも楽しくお話ができています。

最近ですとマカオに旅行されたお話や、定期的にアメリカ人のご友人達とバスケを観戦しに行かれているお話など、いつも様々なエピソードを語ってくださいます。 リスニング力もスピーキング力も上がる一方です。 毎年の進歩をとても楽しみにしています。 











鉄道大好きな年中さんのD.N.くんペラペラに英語を喋れるようになるために、お母様がレッスンを受けてくださってご家庭内で英語を喋ってくださっています。 

リモートレッスンですので時々D.N.くんがひょっこり通りかかるのですが、英語がとても楽しいようで、毎日のお母様の話しかけからも、私とお母様のレッスンからもいろんな表現を吸収してくれます。 お母様は当教室のレッスンを受け始めてくださってからとても英語に対する意識が高くなったそうで、頭の中に英語が流れている割合が高くなったために、ふとした瞬間に無意識にお友達やお店の人などに一瞬英語を話してしまいそうになることもあるぐらいだそうです。 この集中力は理想的です。 1歳からずっと英会話スクールに通ってらっしゃって、ディズニー英語システムも併用してこられたD.N.くんですので、英語習得に必要な下地が身についていることが心強いです。 ますます自然に喋れるように、お母様の話しかけも積み重ねるように少しずつ表現を増やしていきましょう。 











元気いっぱいで虫取りの好きな年少さんのS.T.くんがペラペラに英語を喋れるようになるために、お母様とお父様がレッスンを受けてくださって、ご家庭内で英語を喋ってくださっています。 

S.T.くんはインターナショナルプリスクールに通ってらっしゃっただけあって、英語の会話には慣れているのでどんどんご両親からの英語の話しかけを吸収してくれています。 S.T.くんの英語には文法的なミスはもちろん時々ありますが、全く気にされないでください。ネイティブの子供だって子供の頃は間違いだらけです。 それよりも、S.T.くんからお父様やお母様に、十分に意味が通じるレベルの英語を積極的に話しかけてくれている姿勢がとても嬉しいですね。お父様はもともとイーオンに通ってらっしゃったりして英語力が高いですがお母様はご自分の英語力に自信がなかったそうです。 ところがこのレッスンにご夫婦で参加していただき、S.T.くんに毎日話しかけるうちに、自信のないとおっしゃっていたことと裏腹に、お母様の英語の吸収率はとても高くて嬉しい驚きでした。

ご両親に呼応してS.T.くんが英語で話してくれることも増えていますので、ここからがかなり楽しみですね。











現在1歳のS.S.ちゃんは、生後8ヶ月からバイリンガル育児レッスンをご両親が受けてくださっています。 毎日の生活の中で赤ちゃんに英語を話しかける環境を作っていますが、そのおかげで嬉しい副産物のように、S.S.ちゃんだけでなく、お母さんお父さんと4歳のお姉ちゃんのA.S.ちゃん、さらに良くお家に遊びに来てくださってバイリンガル育児にも参加してくださっている叔母さまも、みなさんが面白いように英語力がどんどん上がってきています。 特にA.S.ちゃんのリスニング力が上がってきて、さまざまなシーンでのご両親の英語を理解して日本語で回答できるシーンが増えています。 発話の方もA.S.ちゃんから言える英語が増えてきており、ご家族みなさんが笑顔になる場面が多いですね。 来年にはS.S.ちゃんの英語が聞けるのではないでしょうか? とても楽しみですね。











1年間カナダへ留学されたYSさんは順風満帆に留学生活を謳歌されて「めちゃくちゃ楽しかったです!」ということでした。     現地の高校に通って毎日英語のシャワーを浴び続け、日本人が一人もいないようなパーティなどに行ってもアニメの話で盛り上がったり、カナダに行ってから始めたスケボーを通して友達ができたり、積極的なライフスタイルにより外で活動することが以前よりも増えて、日本にいた時よりも凄く健康的だったそうです。     高校時代にこんな貴重な体験ができたことはYSさんの今後の人生に計り知れない良い影響を与えてくれるのではないでしょうか。残りの高校生活も悔いのないように思い切り楽しんで、英語力もさらに上げるように頑張ってくださいね。












 中学一年生のSKさんは学校の代表として援助を受け、無料でベトナムに短期留学されました。各学校からは3年生の参加がほとんどで、1年生で参加されたのはSKさんだけでした。以下はSKさんの感想です。

ベトナム研修は行く前に想像していた何十倍も刺激のある1週間だった。   参加した理由は、  1)海外に行って自分にはどんなことができるのか確かめてみたかった。  2)日本ではできないことを経験してみたかった。  3)もっともっと高いコミュニケーション能力を身に付けたかった。  4)英語のレッスンでインプットしてきたことをアウトプットしてみたかった。  コロナが五類になったばかりで、現地の学生との交流が制限されたのが残念だったけど、ベトナムの歴史や豊かな文化に触れることが出来た。 ホーチミン氏の彫像の周りで音楽を流してダンスを楽しむ若者がいたりする光景は日本と似ているかもしれないが、この国では日本とは違ってもっと直接的に後世に戦争のことを伝えていく姿勢がとても印象深かった。 戦争資料館などの、「なんのオブラートにも包まない」凄惨な写真の数々をみているうちに、私は深い悲しみと共に、戦争のことは確かに語り継ぐ必要があるのだと気付かされた。    語学研修の先生や現地の人など様々な人との英語のコミュニケーションの中で、純粋な英語力だけではなく、表情やジェスチャーも重要なツールなのだと気付かされた。 百聞は一見にしかずと言われるように、あれこれ調べて行った気になっていても、実際現地に行き自分で体験する方が感動したり心に残ったりしている。 家族ともこんなに長く離れたのは初めてで、日頃当たり前と思っていたこともたくさんの支えがあるんだと感謝することが出来た。これからもチャンスを見つけ、色々な事にチャレンジしてみたいです。


本当に立派な感想ですね。この留学でずいぶん成長されたようです。英語学習に対する意識も一段と覚醒しつつあるので今後に大きく期待しています。










年中さんのS.N.くんには、遊びの自然な流れの中でさまざまな英語表現を使ってコミュニケーションをとるレッスンを受けていただいています。 お父様が医師でいらっしゃるだけに、遊びのさまざまなシーンでHospital (病院)とかmedicine (お薬)とかそういう単語などが飛び交うことが多いのですが、怪我や病気になった人を助けるなどの役割を英語を交えて演じて遊んだりしています。 最近は家族にとても可愛いワンちゃんが加わったこともあり、賑やかさが増しましたね。 意味がわかって反応できる文章もどんどん増えてきました。 S.N.くんが「習得しよう」と特別な意識はしていないけれどいつの間にか口から自然に出てくる英語に時々驚かされます。 今後の成長がとても楽しみです。 











高校3年生のS.F.さんは、国際線のCAになって世界中を飛び回りたいという夢をお持ちです。 そのために大きなステップとなるのが大学進学でしたが、日本国内でもっとも多くのCA採用者を輩出することで有名な関西外国語大学に合格されました。 高校の先生から君の合格率は五%程度しかないなどと厳しい評価をされていましたが、そんな周囲の言葉を逆にバネに換えて、見事に合格を勝ち取りました。 受験まで根気強く毎日数時間英語の勉強に費やしてらっしゃった努力は本当に素晴らしいです。 大阪での新生活での決意を宣言してくださり感動して思わずウルっときたのですが笑、必ず全力で一生懸命に努力をして、CAやコンサルタントなどご自身が憧れる職業に就く夢を叶えますと誓ってくださいました。 S.F.さんは耳も良いですし、発音も非常にセンスが高いですので、きっと挫けることなくどこまででも歩き続けて夢を叶えていけることだと思います。 心から応援しています。(航空機の客室乗務員は英語ではflight attendantと言います)











キッズグループレッスンの各クラスでは、元気いっぱいな笑い声が絶えません。 とても不思議なのですが、グループレッスンの各クラスのご家族も皆さま本当に素敵な方々ばかりが集まっていらっしゃって驚きます。 親御さんたちの中には信じられないぐらいに驚くすごい経歴の方々もいらっしゃいますが、皆さんが素晴らしいお人柄でいつも積極的に英語学習をサポートしてくださっています 。


未就学児クラスは、最初の頃はスロースターターでいつも黙ってお兄さんお姉さん達を見ているだけだっためちゃくちゃ可愛いちびっこちゃんが、だんだん慣れてきていつの間にかたくさん英語を喋れるようになっていますね。 最近もレッスンを見学されたお母様が「たくさん英語を喋ってたね!」と褒めてくださっていましたね。 お母様のご出産でお休みが多かったけれど耳が良くてどんどん上手に真似をしてくれて発音が良い子や、普段からご家庭で英語をたくさん喋っているので、日本語で普通に喋っていても自然にスラスラと英語表現がいたるところに混ざってたくさん出てくる子など、見ていても成長を感じるようになっていますね。


小学生Aクラス

英語がペラペラになったら家族でアメリカのディズニーランドに行きたいといういつも気遣いのとても優しい子、レッスン内で誰よりも英語の発言が多く学習熱心でいつもレッスンで習った英語が中学生レベルなのか高校生レベルなのか知りたがる優等生な子、お母様のお店に多くの外国人が訪ねてくることもあり英語を喋りたい気持ちのとても強いめちゃくちゃ元気な子、天才肌でいつも面白い視点を持ってみんなに刺激をくれる子、お母様が英語のセンスが抜群なので、ユーモアと愛情たっぷりに、ご家族全員を巻き込んで英語で喋り合っているために、使える表現も多く、いろんな質問を積極的にしてくれる面白い子、お母様の出産のためにレッスンのお休みが多かったけれど、レッスンに来れた時は人一倍頑張って取り戻そうとしてくれる子、など、たまにはケンカもしますが結局いつも仲の良いわいわいクラスですね。


小学生Bクラス 

このクラスは開講したばかりですが、みなさんとても積極的に参加してくださっています。   シャイでついつい恥ずかしがって声が小さくなりがちだけどお兄さんお姉さんとレッスンを受けるのが好きで頑張ってくれる子、現在はこのクラスひとりだけの男子だけどいつも積極的にどんどん身体を張って英語の面白い発言でみんなを笑わせてくれる子、お家でご両親やお姉ちゃんと英語の練習を楽しくがんばってくれているのでいつも宿題の完成度がとても高くてレッスンでもいつも笑顔の子、国際人のように積極的に前に出れる英語の発話と満面の笑顔でいつもみんなを引っ張るムードメーカーでこの子がいないとクラスに雰囲気が変わってしまいそうというぐらいの存在感の子、それぞれが良いチームワークを作ってくれておりみなさんどんどん伸びて来ています。












小学6年生のA.T.さんは、ご入会以来1年程度ですが、この短期間でどんどん力をつけていらっしゃいます。 最初はもちろんまったく会話もできず、モチベーションも低めでしたが、最近はどんどん英語力が上がって来ており、ほぼ1年経過する今では英語を話すことがとても楽しいとおっしゃっていますし、実際に自由会話力が身についてきていることにご両親も感心していらっしゃるご様子です。 ご家族に、有名なクリニックを経営されている歯科医師、東大〜ハーバード出身の米国の医師、アメリカのバイオリニスト、商社でのフランスからのプルトニウム燃料の輸入の交渉役など、国際色豊かで刺激的な方々が多い環境です。 社会での責任の重さに比例して桁違いのクラシックカーやイタリア車などを所有するカッコ良いご両親に見守られながらA.T.さんご自身も医師を目指していらっしゃいます。 今年は香港、富士山登山、ハワイ旅行、ドバイ旅行などをご予定されていますが英会話力を試す機会が多そうです。 ご家族と共にどんどん夢に近づいていきましょう。 お持ちの才能をフルに活かしてご家族の皆さんのように世の中に大きく貢献できる人材になってください。















MYさんはご入会以来ずっと壁になっていた「完璧主義者」の弊害を乗り越えることができつつあります。     これを達成するのは言葉で言うほど簡単ではありません。     私たち日本人のほとんどがこの壁のせいで英語が喋れなくなっていますが、語学力のセンスの高いMYさんの場合は適応がとても早いと思います。  

ところでMYさんの息子さんが関西外国語大学で英語を学んでいらっしゃるのですが、ABEMA の金曜日のゴールデンタイムに放送されたテレビ番組「キャリアドラフト」(新卒一括採用の限界を超え、将来有望視される国内最高峰の人材と企業を結びつける就活支援プロジェクト) に出演されました。   司会の古舘伊知郎氏が「この番組に出演されている全員がエリート中のエリートです」と断言する通り、全国の数百人の最終選考に残りテレビ出演をされた12人は東大、京大、大阪大、早稲田大などの非常に優秀な若者ばかりで、彼らのプレゼンは今の時代を象徴する視点を反映しており非常に見応えのあるものでした。       MYさんの息子さんの武器も、高い英語力のエッジだけではなく、豊かなコミュニケーションスキルと深みのある人間性をアピールして見事に多くの企業からの採用希望を勝ち取ってらっしゃいました。      この番組を観ても、企業が欲しがる人材のクオリティは以前にも増して高いレベルが求められているのだとあらためて感じました。     語学力に加えてプラスアルファの強みを持つことを目指したいものです。  MYさんのご家庭での教育からも見習う面が多いと感じました。 













高校2年生のK.O.さんは東北大学の工学部のAO 入試に向けて頑張っていらっしゃいます。    東北大に関しては一般入試よりもAO入試の方が難易度が高いですので、覚悟が必要です。  まずは現代社会においての理系、工学系の重要な話題にいったんは日本語でなら一通り馴染みがあるという状態を作ることが重要です。 どれだけ英語力そのものがネイティブレベルに高かったとしても、その話題の背景を知らなければたとえアメリカ人であっても、入試の英文があまり理解できないということはあり得ます。  それと同時に英単熟語は早い段階で入試問題を読解する際に知らない単語はほとんどないというレベルまで仕上げる必要があります。 きちんと計画してきっちり復習をしながら期限までに暗記していきいましょう。  本番までに数多くの英文を読みこなさなければいけませんが、経験値を稼げるよう読解の効率を上げるためには和文を先にしっかりと読んで、その後でその内容の英文をしっかり比較しながら読み解くという順番だと負担が少なく多くの英文が読めます。  テキストから高校総合英語の文法を習得する時間があったら実践的に入試の英文をどんどん読みこなして、その中で理解できない英文があったときのみそれに配当する英文法をレッスンで質問してくださいね。 K.O.さんの場合は英語のセンスは非常に高いですのであとは努力を継続できれば合格できるはずです。














ニュージーランド旅行を計画中のMNさんですが、海外旅行の前はレッスンで毎回特に集中してますます英語力を高めていらっしゃいます。   旅の計画について私もあれこれMNさんに便乗してお話をすると、まるで私も一緒に同行させていただいて旅を楽しむ予定であるかのようなワクワクした気持ちになります。 

ところでフランスのパリにてMNさんの息子さんが結婚式を挙げられました。

MNさんご自身も流暢な英語を使いこなされますが、世界最大級の広告代理店勤務の息子さんも実践英語力が国際レベルでかなり堪能でいらっしゃいますし(MNさんの息子さんも当教室の元生徒さんです)、国際線のCA(航空機の客室乗務員は英語ではflight attendantと言います)をされていたり、商社の中国駐在ビジネスマンをされていたり、ご家族の皆さんがとても国際的な背景をお持ちです。   

幻想的なステンドグラスから神秘的な光が照らす荘厳な教会での結婚式も、煌びやかなセーヌ川ディナークルーズ船でのお祝いのバイオリンの生演奏も、唯一無二のパリの街並みも、お二人の新たな門出を祝福するのにふさわしく、永遠の愛を象徴する物語のようです。 


お二人の末永いお幸せを心よりお祈りします。

*この教会のステンドグラスはティファニー寄贈でフランスの文化財です













定期的に外国人との交流があるS.N.さんですが、最近もお隣の市で出会ったアメリカ人になんでS.N.さんがこんなに英語が喋れるのかと驚かれ、またおしゃべりの相手になってほしいと楽しみにしてくれているとのことでした。   先日は、朝顔をこよなく愛した豊臣秀吉を千利休が夜明けの薄明かりの小さな茶室でもてなした際のエピソードを、侘び寂びを巧みに表現しながら、もちろんいつもの通りすべて英語だけで語ってくださいました。

ハッとするような緊張感と静けさの中に、息を飲むような美しい光景が私の心に浮かび上がりました。 日本人の私にとってもこういうお話を英語で拝聴することはとても素敵な感覚ですが、特に、日本文化に興味のある外国人にはとても感謝されると思います。

以下に去年の秋のS.N.さんの旅行記をお寄せいただきました。


Norway And Denmarkへの旅

 今回の旅の主目的は、ノルウェーにあるフィヨルドのリベンジ。

2023年9月下旬、関西空港からヘルシンキ経由でオスロへ。オスロからから国内線に乗り換えベルゲンへ。 

 1泊目は、ベルゲン駅の近くにあるホテルに宿泊。ベルゲンは雨。シーズンオフのせいか、空港も駅も混雑することなく移動できた。やはりトラムに乗るとヨーロッパに来た感がする。

 翌朝、バイキング形式の朝食を食べていたら、アメリカの中年男性から声をかけられる。お互いに出身地を少し詳しく紹介。彼の奥さんは来年の春に日本へ観光で行くと嬉しそうに話してくれた。

 ベルゲンからベルゲン急行に乗りミュールダルへ。ベルゲン急行はオスロとベルゲン間489kmを6時間半かけ運行しており北ヨーロッパで一番標高の高い所を走る鉄道だ。その中でも一番標高の高いミュールダール駅でフロム鉄道に乗り換える。フロム鉄道は、ノルウエー国鉄の最高傑作と言われている山岳鉄道。岩盤をくり抜いた急勾配路線のたった20㎞の下りを1時間かけて走る。深い谷、幾つもの滝、谷の間を流れる水量の多い川、緑の絨毯の上に建つ家、車窓に釘付け、圧巻です。

 フロムは人口500人ほどの小さな村。ノルウエー最大のソグネフィヨルド観光の拠点となっている。年間45万人あまりの観光客がここを訪れる。殆どのツーリストがフェリーに乗ってフィヨルド巡りをしてフロムに着いてから始発のフロム鉄道に乗る、またはその逆のコースで観光をする。だから、フロムでの滞在が1,2時間の人が殆どだ。前回のフィヨルド旅行の時、自分もその一人であった。

 雨や曇り空の中でのフィヨルド巡りだったこと。そして45万人もの人が訪れ通過していくフロムの村は、小さく静かで美しかった。点在する家はフィヨルドが作った谷間に溶け込み、村を流れる川は透明度が高く清い。人々はどんな暮らしをしているのだろう。ここでゆっくり自然に浸り、時間が過ぎていくことを体験したいという強い思いがあった。

 一軒家のコテージを借り6日間、半分自炊をする。近くに生協があった。この時期は丁度りんごの収穫シーズンだった。りんご園というよりか庭木のようにあちらこちらに、コテージの庭にも何本かりんごの木が植えられている。オーナーの好きなだけ食べていいというお許しが出たので、早速りんごをかじる。小ぶりでややしゅん味があり美味しい。これぞりんご。

 滞在中、フィヨルドク巡りのリベンジ、ジップライン、レンタルサイクル、電気自動車でドライブと自分達としては結構アクティビティに過ごした。テイクアウトのコーヒーを飲みながら河岸に座れば、いつまでもそこに座っていられる。夕暮れ時はキャンドルを灯しワインを飲みながら静かに過ごすことができた。

最後は、少しコペンハーゲンに寄って旅の終わりとした。











ここに掲載していないその他の生徒さん達も、皆さん楽しみながら本当にとても良く頑張ってらっしゃいます。 いつも楽しくレッスンを継続してくださり心から感謝申し上げます。 皆さんの進歩が私の最大の喜びです。












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